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ＥＶ購入補助、最大８０万円に 再生エネ充電で倍増―政府方針
政府は２５日、電気自動車（ＥＶ）の普及に向け、太陽光など再生可能エネルギーで充電することを条件に、購入時の補助金を２倍に積み増す方針を固めた。１台当たりの補助額は現在の最大４０万円から同８０万円になる。２０２０年度第３次補正予算案に関連費用を盛り込む方向で調整している。
菅義偉首相が５０年までに国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにすると宣言したことを踏まえ、二酸化炭素（ＣＯ２）を出さないＥＶなどの普及を一層推進する必要があると判断した。
個人だけでなく、企業が購入した場合も対象とする。ＥＶへの充電方法は、住宅の屋根に設置した太陽光パネルを活用したり、再生エネ１００％の電気を電力会社から購入したりすることを想定している。
補正予算案には、再生エネで充電するプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）と燃料電池車（ＦＣＶ）を購入した場合の補助金も計上する。補助上限額は現行通り、ＰＨＶは２０万円、ＦＣＶは２２５万円とする方針だ。
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